トラウマを克服する方法について説明しています。トラウマは激しい恐怖や著しく不快な経験をする事で心に大きなキズを負ってしまった状態でありPTSDと同じ意味です。これはどのように克服すればいいでしょうか?
トラウマというのは元々心理学用語で「心的外傷」と訳され、PTSDとも言います。 以前に受けた心の傷が癒されないで残っていた場合に、傷を受けたときと似たような場面に遭遇したときなどに、起こる反応です。 強い嫌悪感を感じたり、自然な振舞いができなくなったりするケースが多く、重症の場合は発作を起こしたりします。
この場合の心の傷をトラウマと言うのですが、今では一般化してさほど重症でなくても安易に使われることも多くなっています。 子供の頃に親から虐待を受けたり、自分にとって不本意な行動を強要されたりする経験してしまうとそれが生涯心の傷になってしまうことも少なくありません。 トラウマのもともとの語源は、古典ギリシア語の traumat(傷・けがの意)で、 精神的外傷を指します。
本来は、そのくらい重度の、生きるか死ぬかくらいの心の傷を意味する言葉でした。 さて、このトラウマの治療法はあるのでしょうか。 トラウマ・PTSDの治療に精通した精神科医によると、EMDRという新しい治療方法があり、現在注目を浴びているそうです
EMDRとは、Eye Movement Desensitization and Reprocessing(眼球運動による脱感作と再処理)の略です。 左右の眼球運動を行いながらトラウマの治療を行います。 このEMDRは大変有効性の高い治療方法で、PTSD, トラウマの治療方法として、画期的な技術であるという説があります。 もう一つのトラウマの治療法として有名なものには、暴露療法というものがあります。
自分の生活に必要だけれど恐怖感のために避けている場所や状況にあえて身をさらし(暴露)、乗り越えられるという経験を積み重ね克服につなげる方法です。 暴露の時間が長ければ長いほど・回数を重ねれば重ねるほど効果があがります。 ただし、短期決戦の上、荒療治型なので、強固な意志を持つことが求められ、失敗すると立ち直りにさらに労力を要します。
暴露療法にも、より緩やかな段階的暴露療法もあり、上記の暴露の段階を徐々に上げて克服にもって行くというものです。 トラウマの解消には時間と根気が必要とされることには変わりません。 新しい治療技術の開発に期待をしたいと思います。